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長年Androidユーザーだった人がiPhoneユーザーになってしまった話

time 2019/03/31

長年Androidユーザーだった人がiPhoneユーザーになってしまった話

まず初めに

 どうも、かなーり久しぶりの更新となりますが、ブログを放置していた期間もしっかり生きていたので、最終更新日の2年前と比べ、ガジェット環境もだいぶ変わりました。今回はその環境の変化について書き記したいと思います。因みに私は Xperia の大ファンです。

Xperia を愛してやまない人が iPhone ユーザーになってしまった経緯

 この話を語る上で私のケータイ経歴を話しておくのですが、まだまだ日本人がスマートフォンに興味を示していない時代、私の使っていたガラケーはシャープのタッチパネル対応ケータイでした。買った当時は、画面がタッチパネルな機種は珍しかったと記憶しています。このタッチパネルもタッチができるってだけで動きはガクガクですし、今のように直感的に画面を指で滑らすだけで画面をスクロールできる仕様ではなく、画面を下にフリック(ドラッグ)すると、カーソルが下に移動し続けるといった「思ってたのと違う」という感想と「これだったらボタンで操作したほうが快適」となってしまう取ってつけたようなタッチパネルでした。

 当時は、「ケータイをカバーで保護する」という文化がなかったので、使っていくうちに外装がボロボロになって、そろそろ買い換えるかな…ってなるのがちょうど2年くらいだったと思います。私がこのガラケーを買ったときはまだまだガラケーが全盛期で、ちょうどスマホがちらほら出てきた頃でした。私が次にケータイを買い換えるときには、スマホの歴史は2年ほど経っており、その頃には一般人がやっと”電話のできる携帯端末”としてガラケーからスマホにシフトできるほどのクオリティを持った製品が出揃っていました。

初スマホは HTC 3D EVO

 そもそも、新しい技術が大好きな私は、数あるスマホから”3D写真”が撮れて3Dの写真・動画が観れるという部分に惹かれ HTC 3D EVO を選択しました。はじめてのスマホだったのもあり、可能性に満ちた携帯端末との出会いに心を奪われました。全機種のガラケーとは違い、直感的な操作感、快適なピンチイン・アウト、パソコン同様のネットブラウジング能力、まじで「かがくのちからってすげー」を体感しました。Android にはカスタマイズ性もあって、ランチャーだったり動く壁紙やウィジェット、知識さえあれば思いのママの自分スマホを作れる点が楽しくって性がなく、Android 大好きマンになるには充分な理由でした。

Xperia Z との出会い

 私は、もともとゲームが大好きで、プレイステーションを作っているソニーのファンでもありました。ソニーといえばプレステと音楽、そして優れたデザイン性を持った製品を作る会社という認識で、ドコモから発表された Xperia Z の洗礼されたデザイン性に一目惚れした私は、毎日泥のようにネットで Xperia の記事を読み漁り、今か今かと発売を待ち望みました。Xperia Z にはウォークマンも搭載されていて、「ウォークマン機能を持ったスマートフォン」という点が自分の中でお得感を演出していて、とても好印象でした。あとは、素直に「カッコイイ!」と思わせてくれるデザインと、当時ではそこそこ良いスペックとカメラ性能が「もう無敵のスマホじゃん!」という感想で脳内が埋まってしまい、発売されてすぐにドコモに買いに行ったのを覚えています。

 購入後も、そのデザイン性やエンタメ性に惚れ惚れし、Xperia のファンとして自分を確立しました。Xperia の新機種の話題(リーク)にはずっとワクワクしっぱなしだったし、後に発売された Xperia のカタログスペックはほとんど暗記してしまうくらい Xperia の虜になっていました。

Xperia を買い続けた5年間

 それから、2年毎の機種変には必ず Xperia を選び続け、Z3 → XC → XZ1C と買い替えてきました。途中で Xperia Z3 tablet compact(8インチタブレット)も買いました。中でも Z3 と Z3 tablet compact は名機だった思います。振り返ってみるとあんまり買ってきてないじゃんって思ってしまいますが、5年間 Xperiaを追い続けたので気持ち的には8台くらい買った気持ちです()

 Xperia の印象って一般人からすると「防水・音楽・カメラ性能」な印象だと思いますが(ソニーもそこを売りにしていたと記憶しています)、時代とともにその長所も他社のスマートフォンが追いついてきます。その中でも、防水は他社がなかなか実装できなかったのですが、2017年3月に発売された iPhone 7 がついに防水に対応し、Xperia 唯一のアイデンティティが私の中で崩れた瞬間でした。

 ケータイヲタクと化していた私は、周りからオススメのスマホを聞かれることが多かったのですが、防水の利点が消えてしまった時から、「iPhone が良いよ!」という返事がテンプレとなってしまい、事実、安定性や失敗しないスマホ選びとしてはそれが正解だったので、私の周りではみるみるiPhone ユーザーが増えていきました。そんな中でも私は Xperia が好きだったし、同時に Androidのファンでもあったので、ソニーのスマートウォッチやスマートバンドを買ったり、モトローラのスマートウォッチも買ったりして、充実した Android ライフを送っていました。

Xperia の凋落と募る不満

 Xperia は Z4 を起点に販売台数の不振と衰退の一途を辿っていきました。Z4 は自分の中でもここが Xperia の命運を分けた分岐点だと思っていて、Xperia Z4 はスマホとしては重大な欠陥を持っていました。それはプロセッサ(CPU)の発熱問題で、これがまた酷く、一般的な使用用途にも耐えられずに発熱してしまい、フレームレートの低下やタッチが効かない、ゲームなんてやろうとしたものなら本体の薄さも相まって持っているだけで不快感マックスの激熱スマホと化す有様でした。ケータイというものは高額商品であり、大体の人が24回の割賦で買うので、2年間同じケータイを使うのが一般的です。もし、粗悪スマホを引いこうものなら、不快な思いを2年間受け続けるということを意味しています。Z4 を買ってしまった人は間違いなく「Xperia なんて2度と買わねー」と思うだろうし、周りにも「Xperia だけはやめといたほうがいい」という口コミが広がることでしょう。この失敗を Z4 で改善すればまだ傷は浅かったかもしれませんが、後継機の Z5 では、ほぼ同じプロセッサを積んでいたので、心の中で「なにやってんの?!」と怒り通り越して呆れてしまいました。Z5 では本体を厚くして発熱を感じさせにくい構造にしてはいましたが、根本的解決にはなっておらず、発熱によるクロックダウンは避けられませんでした。高性能と謳いながら実際は低性能という状態で、とてもオススメできるスマホではありませんでした。それでも次こそはきっと持ち直すと希望を持ち続けました。

Zシリーズの終了。そして時代は路線ブレブレの Xシリーズへ

 Xperia の凋落に焦ったのか心機一転、ソニーモバイルは Zシリーズを終了し、Xシリーズを打ち出しました。ソニーファンにとって Z はアルファベットの最後、すなわち「これいじょうのフラッグシップ(最高級機)モデルはない」という意味で、その Z の冠を捨てることが果たして良い結果を生むのか?ということは疑問でした。Xシリーズは3つのラインで展開され、高級路線の X Performance、中間価格帯(ミドル)路線の Xperia X 、低価格帯の XA シリーズの3路線で走り始めました。日本は高級機のみの展開になるんだろうなーとすぐに察しました。

 当時のメディア向けインタビューでソニーモバイルの中の人が「X Performance は Z の延長線であり、今後 Z は出ません」という風な発言していたのを記憶しています。当然そんな言われ方すれば、Zシリーズを買い支えていた層の、次の買い替え先は ” Zの後継機の X Performance”を選ぼうとなるし、そう思って買った人も多いと思います。しかし、そんな人たちを裏切る形で約半年後に Xperia XZ が発表されます。XZ 発表後の中の人インタビューで、「X Performance はあくまで X(中価格帯)の性能アップ版であり、XZが本当の高価格帯製品だ。」という発言があって、そりゃないぜソニモバさんよォ!と半ば騙された感が拭えませんでした。X Performance はデザインに超気合いれましたみたいな記事がよく見受けられた割には、日本だけデザインが変更されていて、背面下部が樹脂になってデザイン性が損なわれていたのも Xperia ファンにとって不満の一部だったと思います。

Xperia の最終兵器「優れたデザイン性」を失った XZ2

 時代は移り変わり、カメラは2眼、圧倒的性能、防水はもはや当たり前の中、とにかく他社との差別化に必死になる大手メーカーがうごめくスマホ大航海時代、Xperia が持つ最後の長所として、ソニーファンが好むソニーらしさ、Xperiaらしさを併せ持った「デザイン」を Xperia XZ2 がものの見事に虚無の彼方に儚く散らしました。Xperia Z のデザインに惚れた人達ってあの「ガラスのような一枚板にすべてが詰まっている」という未来感のあるデザインに惚れたんだと思います。(自分だけだったらごめんなさい)要するに角ばったデザインが Xperia という印象であり、視覚的に「あ、Xperia だ」と認識させるあの角々したデザインが Xperia としての存在感を放つ”最後の強み”だったと思います。XZ2 は背面ラウンドデザインで、しかも中央にもっとも厚みがあるランチパックのようなデザインをしていて、指紋認証が側面から背面に移動していました。テーブルに置くと中央が出っ張っているせいでクルクル周りだして、カッコワルイと思ってしまいました。デザインがカッコワルイんですから、持っていて残念な気持ちになるのです。いやいや、スマホなんてカバーつけるんだしそこ気にしてもしょうがないでしょって人もいるかもしれませんが、違うんです、カバーはするかもしれないんですが、「Xperia は脱いだらカッコイイ…」という思わせてくれる、そんなところが好きで Xperia ファンやってるんです。脱いだらベイブレードな Xperia なんて Xperia じゃないんです。。。

スマホ買い替えのタイミングで Xperia を選べない状況に

 カメラは単眼、性能は並、技術的に面白さはなく、重量はヘビー級、ノッチ画面スマホが登場する中、相変わらず16:9アスペクト比、そしてデザインは過去最低、それだけの材料が揃ってしまった Xperia が発売されている状況で、次の iPhone が発表されました。iPhone XS、iPhone XS Max は発表後1ヶ月で発売になるし、XZ2後継機と噂されていた XZ3 も海外で先に発売で、日本で発売されるのはまだ先になるし、目新しい所もなく相変わらずランチパックデザインを継承していて、小型端末が好きな私はそもそもCompactシリーズが出ないなら 次は iPhone で良いんじゃないか?という考えがよぎるようになりました。

 そもそも、日本キャリアから発売されるXperia はキャリアアプリで汚されているし、Xperia のロゴが docomo に置き換えられたりして、「それもうXperiaじゃなくてソニースマホドコモモデルじゃん」みたいなところが不満で海外モデルをわざわざ輸入して使っている身なので、国内で買う選択がありませんし、格安SIMが素晴らしいのでスマホは SIMフリー機が欲しいのです。SIMフリー海外モデルの最大のデメリットとしてFeliCaチップが搭載されておらず、電子決済を使うことができない点が 輸入Xperia を使い続ける以上妥協しないといけない要素の一つで、国内でSIMフリーを売っている iPhone ならば電子決済を使えるようになるし、そのメリットが今になって魅力的に感じ始めました。

Apple Watch シリーズ4の完成度と電子決済機能の良さ

 海外の機種には当然、日本規格の FeliCa は搭載されていないのです。それはスマートウォッチも当てはまります。海外では電子決済できるスマートウォッチも国内ではその機能を使うことができません。しかし Apple Watch であればその問題も解消されます。iPhone に変えてスマートウォッチも Apple Watch に変えれば自分の生活がもっと快適になる。いつしかそんな事をずっと考えるようになっていました。使っていた moto 360 2nd も後継機の話はなくなっていてバッテリーのヘタりとか OS の保証とか度重なるアプデで動作が怪しくなってたりとか、諸々あって買い替え先を探していた中、Apple Watch がシリーズ4になってデザインを一新してきたのは、脱 Xperia (Android) の背中を押す決定的要素でした。

ついに iPhone に買い替えしてしまう

 長々と書き続けてしまいましたが、ようやく本題の iPhone に買い替えの話になります。様々な要因によって心はもう iPhone に傾ききってしまい、予約開始のタイミングでアップルストアのサイトで予約を済ませ、発売当日にApple Storeに引き取りに行きました。この iPhone XS が私の初めての iPhone となりました。前面がほぼスクリーンというインパクトは大きく、久しぶりに所有欲を満たされました。電子決済が使えるようになったこと、ゲームが快適にできるようになったことや(ポケモンGO)、その後買ったApple Watchがスマートウォッチライフがとても快適になったので今のスマホライフに満足しています。ただし、すでに自宅に設置しているGoogle home だったり、Xperia Ear Duoとの親和性が薄れた点が得たものと同時に失ってしまったものです。

まとめのようなもの

 今まで Xperia ファンだった人がどのようにして、どんな気持ちで iPhone に替えていったかを長々と綴りました。Xperia がファンの心を掴み続けられなかった私なりの理由は以上の通りです。でも、Xperia がまた、欲しいと思えるような端末を出してくれたならば、その時タイミングが合えばまた Xperia に戻ってきてもいいと思っています。ソニーモバイルがファンにしっかりと向き合い、良いスマホを出してくれることを期待しています。頑張れソニー。

PS. Xperia 1 いい印象です。iPhone 買わなければ買ってたかもしれません。

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